今でこそ一つの企業に勤め続ける必要はないという風潮になりましたが、私が転職を行った時期は、まだその様な考え方があまり広まっていなかった時期でした。
自分の転職に家族がどう反応した?

今でこそ一つの企業に勤め続ける必要はないという風潮になりましたが…

■ 63歳 男性の場合
今でこそ一つの企業に勤め続ける必要はないという風潮になりましたが、私が転職を行った時期は、まだその様な考え方があまり広まっていなかった時期でした。
それだけに転職を考えていると家族に話すと、皆が口を揃えて反対したのです。

私の考えとしては、入社前に思っていたイメージと仕事内容が遠く違っていて、いま一つ職場の雰囲気に馴染みきれなかった事を苦痛に感じ、転職する方向へと気持ちが傾いていきました。
転職したいと思った理由についても家族には全て打ち明けましたが、その理由を聞いて、特に反対したのは父でした。

あと一年で定年を迎えるという状況にある父にとっては、私の転職理由がどうしても納得できず、ただの甘えとしか思っていなかったようでした。
サラリーマンとして定年まで勤め上げてきた父の事は尊敬しますが、それが唯一の方法でないという思いもあり、父との話し合いは何日にも何時間も重ねたのですが、結局、両者とも納得したり、折れる事はありませんでした。
ちなみにこの話し合いを続けている最中も、私はこっそりと転職活動を行っていました。
まだ独身なのだから、まだ若いのだからと、その点だけを拠り所にし、転職先を決めたことを父に告げると、そこまでことが運んでしまった事に対して、さすがにそれ以上何も言わなくなったのです。

家族に、特に父に残念な思いをさせただけに、新しい職場では絶対に成功しなければなりません。そのプレッシャーに加えて、活き活きと働ける職場に巡り会えた事によって、現在もその会社で働き続けています。